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札幌地下歩行空間の現代アート空間化が嬉しい(さっぽろアートステージ2017)

原子力 明るい未来のエネルギー

 

電気を使って、煌々と輝くさわやかな緑色のネオン。札幌駅の地下歩行空間で、現在展示されている現代アート作品である。

 

この作品を一目見て、高田渡さんの「自衛隊に入ろう」を思い起こした。

 

その昔、時はベトナム戦争が激化し、悲惨な状況がテレビで毎日放映されている1968年。高田渡というフォーク歌手が「自衛隊に入ろう!槍でも鉄砲でもなんでもありますよ。手取り足取り教えますよ。自衛隊に入ろう。自衛隊に入って花と散る♪」という極めて強い皮肉の曲を発表したのである。しかし、ポジティブな意味に勘違いした当時の防衛庁から自衛隊PRソングのオファーが送られたり、一転して放送業界では放送禁止曲になったりしたという、日本人のサタイア(風刺作品)に対する理解力と、受容力の低さが、見え隠れするエピソードがあるわけですが、それからそろそろ50年。

 

まっすぐに捉えちゃっている方も、残念ながら少なくなさそうな気もしますが、どうなんでしょうね。日本の美術界とマスコミと、というかむしろそもそもの話、日本の文化レベル自体に腹を立てた草間彌生さんが、著書で「日本はせいぜいジャングルの次の状態にあるとしか言えない」「インチキ四等国」と、バッサリ気分爽快ぶった切ってらしていましたが。まぁ私は日本好きですけどね。

 

無限の網―草間彌生自伝 (新潮文庫)

無限の網―草間彌生自伝 (新潮文庫)

 

 

 

試される大地のサタイア 理解力(字余り)

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他にも面白い作品がたくさん。

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札幌にもMOCA台北みたいな現代アート美術館があったらいいのになぁと思います!